PROPHESEE

マシンビジョンに革命を起こす 
PROPHESEE製イベントセンサ

Prophesee
メーカー概要

PROPHESEEはフランスに本社をおくベンチャー企業で、事象変化部分のみを捉える次世代のセンシングデバイスを提供しています。
これまでのイメージセンサとは大きく異なり、「見る」のためのデータではなく、「処理」のためのデータを出力します。
これにより後段処理の負荷が飛躍的に減り、今後のマシンビジョンに大きな革命を起こすと期待されています。

特許技術のVision Sensor


フレームベース画像処理から事象変化(イベント)センシングへ全画素が個々に制御されており、画素に変化が(受光量の変化)あった時、その画素のみが出力されます。

  • データ読み出しイメージ比較

データ読み出しイメージ比較図 左はXY平面上でボールが放物線を描く様子。中央はフレームベース方式のセンサで、時間軸を含む3次元空間に複数のフレームが重なり、ボールの位置が点で表示されている。右はイベントベース方式のセンサで、時間軸に沿ってボールの軌跡が連続的な線で示され、動きの変化のみを記録する仕組みを表す。各図にはX軸、Y軸、Time軸が描かれている。

 

イベントセンサの特徴

イベントセンサの特徴 超高速検知:高速1μ秒単位での精度で輝度変化を検知 機械学習との親和性:本質的重要エッジ情報のみが高時間解像度で得られる 堅牢性:超高ダイナミックレンジ(>120㏈)逆光などの環境耐性が高い 低消費電力:センサからのデータ量が小さくシステム全体として高効率化が可能

アプリケーション例


街路灯や道路灯からの人・車両カウントやトラッキング(ITS/Smart City)


  • 一般的RGB
    カメラデータ
  • イベントデータを
    使った人・車両検知
  • イベントデータを
    使った動線検知





イベントデータを使ったリアルタイム信号色判定 (ITS)

  • 一般的RGBカメラデータ
  • イベントデータを
    使った信号色検知




走行状態での車両検知(ADAS)




イベントデータを使ったリアルタイムオプティカルフロー(水流)





イベントデータを使ったリアルタイムオプティカルフロー(気流)

世界初イベントセンサ搭載小型USBカメラ "SilkyEvCam"

株式会社センチュリーアークスにて開発されたPROPHESEEのイベントセンサ(Gen3.1)を搭載した組み込み向けカメラ、  ”SilkyEvCam” を取り扱っております。
ソフトウェアについてはPROPHESEEのホームページより無償トライアル版が入手できます。

Metavision🄬 ESSENTIALS:https://www.prophesee.ai/metavision-intelligence-essentials-download

SilkyEvCam

※Amazonでの購入も可能です。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08LMHK41L?ref=myi_title_dp

https://www.amazon.co.jp/dp/B08LMY9SQL?ref=myi_title_dp

検討アプリケーション

 

産機系検査装置

  • 振動検知・AGV・高速個数カウンタ・高速移動速度計測・侵入防止センサ・流量計・異物混入・キズ検知
  • 形状計測・データ測定・自動ドア(人の導線検知)・道路標識、工事現場表示・パチンコ玉計測
  • 行動監視(予測)・速度計測(スピードガン)・セキュリティ(倉庫、駐車場)・見守りシステム(看護、介護)

 



車載系

  • 自動運転(距離センサ、移動物検出、ブレーキ、障害物回避)・ドラレコ・ADAS・駐輪補助・ステレオカメラ
  • 高速SLAM・ドライバモニタ(視線トラッキング)・車室内モニタ・ドライバ認証・盗難防止(駐車場監視)

 



農業、酪農、牧場

  • 害獣検知・畜舎、動物園の獣舎監視・ドローン監視・動物行動パータン検知